池田屋突入(その13)・・・裏庭での戦闘

池田屋の裏庭を守備していた奥沢栄助、安藤早太郎、新田革左衛門の3人は、しばらくの間、屋内で何が起こっているのか、わからない状況でした。

3人は当然1階に注意を払い、屋内をのぞき込んでいましたが、そんな彼らに災難が襲います。

突然、2階が騒然となったかと思った瞬間、十数人の浪士が頭上から飛び降りてきたのでした。

「裏口をでれば、北へ300mのところに長州藩邸がある」
当時の藩邸は治外法権が認められ幕府の警察権も及びませんでした。

「裏庭さえ突破できれば助かる」
浪士達は必死に剣を振るいました。

逆に急襲された形となった奥沢らは、浪士達の刀の前に次々と倒れてしまいました。

奥沢栄助が斬られ死亡。
安藤早太郎、新田革左衛門らも深手を負い、約1ヶ月後死亡しました。

裏庭での戦闘は新選組にとって大きな被害が出た場所となりました。

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