【名馬・クロフネ】

お父さんに黒船について尋ねるときの注意事項
お父さん、今、黒船について勉強しているんだ。
そうか、クロフネか。懐かしいな。お前もそういう年頃になったか。
え、お父さんも勉強したんだ。
あたりまえだろ。でも父さんのは勉強ってもんじゃないよ、研究だよ。
しかし、あの姿、あの強さは忘れられないよ。
当時は、みんなクロフネ襲来ってさわいだもんだ。
ちょっと待って。お父さん見たことあるの?
あるさ。
わざわざ見にいったんだよ。
あの白いボディ、きれいだったな。
白だったの?おかしいでしょ?
そうなんだよ、それは父さんもおかしいと思った。
クロフネなのに白いんだから。
でもね、そんな白いクロフネを見ていたら、お父さん、勝負したくなっちゃってさ。
えっ、勝負しちゃったの?
あ〜、したした。
でも、結局、負けちゃって後悔したもんだ。
そりゃそうでしょ。勝てる訳ないよ。
まあ、実は父さんも嫌な予感はしていたんだ。
いつもより距離は長いし相手も強かったからな。
でも乗っていたのが武ちゃんだったから勝てると思ったんだ。
ちょっと待って、武ちゃんで誰?
お前、武ちゃんも知らないのか。情けない。
武ちゃんじゃなくて、ペリーでしょ?
何言ってるんだ、ペリエはクロフネに乗ったことなど一度もないよ。
え〜、ペリーだって!
先生も行ってたし。
何だお前の学校は。情けない。
今から学校に行って抗議してくる。
え〜、いいよ。
〜数十分後、学校の職員室から電話する父〜
だめだ、いくら説明しても、先生が納得してくれない。
こうなったら画像で説明してやる。
いいかい、父さんの机の上にDVDがたくさん入った袋があるだろ。
その中にクロフネのDVDが入っているから学校にもって来なさい。
わかった。とりあえず袋ごと持ってく。
〜その後、先生と親子は視聴覚室で「クロフネ」のDVDを見るのであった〜

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