【佐伯又三郎、暗殺】
〜犯人の謎?〜

1.佐伯又三郎暗殺
大坂力士乱闘事件で友好関係を結んだ壬生浪士と力士たち。この年の八月には大坂と壬生の合同興業が開催され、壬生浪士たちはその警備を担当するほどにもなりました、そして、壬生興業の八月十一日、朱雀千本木通りで男性の遺体が発見されます。

裸にされた胴体は道ばたに、はねられた首はそこから少し離れたところに転がっていたといいます。それは、壬生浪士のメンバー佐伯又三郎の変わり果てた姿でした。

前日、島原で遊んでいるところを拉致された佐伯は、詰問の上、帯刀を取り上げられ、さらに身元を隠すため裸にされて殺害されました。


2.犯人は?
実は佐伯を暗殺した犯人は特定されておりません。

一説は、局長、芹沢鴨です。
この月、壬生浪士の一人、佐々木愛次郎があぐりという恋人と共に脱走しようとしました。芹沢があぐりに手を出し始めたからである。

佐伯は、佐々木に脱走を勧めたうえで待ち伏せし殺害、あぐりを暴行します。さらに佐伯は、芹沢の高価な所持品を盗んで売り飛ばし、その金で遊んでいたとされています。

これが原因となり暗殺されたという説です。

もう一説は、長州藩士です。
長州脱藩者とされる佐伯は、敵対する壬生浪士に籍を置いているということで暗殺されたという説です。

しかし、前説は処罰を受けて当然の行為であり、あの芹沢がこそこそと暗殺するでしょうか?と言うことは後説になるのですが、はたして?


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